感動☆越後高田モニターツアー その1

2月8-9日、【ゆう・えん】が企画運営した「冬の越後高田 雁木町家見学と瞽女文化体験ツアー」が開催されました。

定員20名のところ、募集開始から1週間で20名を超える申し込みをいただき、結局、26名が参加して開催されました。前夜から関東地方は大雪の予報。みなさんがたどり着けないのでは…と心配しましたが、幸いなことに8日は午前中、まだ雪の影響はほとんどなく、唯一、関ヶ原を通ってくる大阪からのご夫妻が1時間遅れの到着となりました。1週間後の15日は朝からほぼすべての交通機関がマヒして大変でしたから、やはり【ゆう・えん】イベントは天候に恵まれているといえそうです。

最初のイベントは、角巻&トンビ姿で雪の高田の町を歩く、雁木体験。角巻もトンビも思いの外暖かく、降りしきる雪も何のその!さらに総延長16㎞と日本一長い雁木は雪国の共助の精神を実感させてくれました。雁木は私有地に張り出した軒下。雪で道路が埋まってしまうこの地域では、お互いに軒の高さを合わせて繋ぎ、その下を行き来できるようにしているのです。

この日は高田恒例「瞽女の門付け再現」が行われていて、一行は登録有形文化財「麻屋高野」で月岡祐紀子さんの瞽女唄と門付け再現を見学。同時に高野恒男さんから高田の町家についての解説を伺いました。一番の特徴は1,2階が吹き抜けの構造になっていること。天井の明かり取りのおかげで、周りを雪に囲まれてしまう冬でも、屋根に降り注ぐ太陽を逃すことなく取り入れることができるという,雪国ならではの知恵が活かされています。

角巻やトンビを着て雪の高田を歩く

角巻やトンビを着て雪の高田を歩く

高田の典型的な町家を高野さんが解説して下さいました

高田の典型的な町家を高野さんが解説して下さいました

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