第16回 4月5日(土)
吉原界隈歴史探訪と名店「梵」の
普茶料理(精進料理)を味わう
春爛漫、4月のお江戸まちあるきは、「花の吉原」。
一度は行ってみたいけれど、なかなか足を踏み入れられなかったという吉原を講談「笹屋清花」の作者、山口則彦先生の解説付きでご案内いたします。
江戸時代、江戸随一の歓楽街として賑わった吉原。単に色里というだけでなく華やかな文化の発信地でもあり、歌舞伎、浮世絵、小説、落語など、さまざまな文芸・芸能の舞台となっていることはご存じの通り。
美貌と品格を備え、教養や芸事にも秀でた遊女たちのいにしえの姿を思い浮かべながら歩く仲の町、「生きては苦界 死しては浄閑寺」と川柳に詠まれた遊女たちの悲しい物語に想いをはせる浄閑寺…。助六が揚巻と遊び、次郎左衛門が八ツ橋に振られた廓のすぐ外には、「たけくらべ」の樋口一葉の旧宅。盛りだくさんの歴史散策です。 |